荒波スイマー

毎日の些細な出来事に振り回されるオフィスレディの日常

新生活

異動が決まり、環境ががらりと変わる春。

異動先は、憧れの先輩の後任。3年間先輩に追い付こうと自分なりにもがいてて、少しは大きくなれたかなと思っていた。けれど。引き継ぎをすればするほど、先輩が2年間で築いてきたものが大きすぎて心が落ち込む。

 

わたしは、ちゃんと後任になれるのか。

 

新しい環境に馴染めるのか。

 

不安ばかりが募る春。

 

ひとりの異動はこんなにも心細いのだな。

来るもの拒まず、去るもの追わず

わたしは受動的な人間なんだろう。

人間関係のスタンスがタイトルである。だからわたしは友人が少ない。だが、こんなスタンスだからこそ残っている友人はとても大切な存在だとわたしは思っている。相手がどうかは知らないけれど。

 

こうやって友人が少ない生活は決して悪いものではない。少しキツイ言い方だけれど、要らないと思う時間を過ごす必要がない。本当に時間を費やしたい相手、モノに時間を費やせる。

 

広がりのない人生だと言われてしまうのだろうか。だけれど、自分が価値のある過ごし方だと感じている時間はとても有意義なのだ。それでいい。わたしがそう感じているから、それでいいのだ。

 

ちなみにストレス発散の方法の一つは、このブログである。誰かをスイーツやお酒に付き合わせることなく、自分の言いたいことを発散できることは本当に気分が楽である。

 

やっぱりわたしは受け身で狭い人間なんだろう。

映画「チアダン」より

前髪あってもブスはブス!

 

衝撃的な言葉だけど、髪型とか化粧じゃなくて、表情で勝負しなさい!って意味なんだろうな。いい解釈しすぎかしら。

 

映画自体は笑って泣けるいい映画でした。若い子ががむしゃらに頑張る姿って、応援したくなっちゃう。

上半期のテーマ

笑うこと。落ち着くこと。好きなことをやること。

 

何でもかんでも完璧にはなれないし、苦手なことは最低合格点でいい。もっと自分の感情に向き合って生活をする。全て自分の好きな感情に動かされてみる。好きなことは満点目指そう。

 

好きなことってなんだろう。

気付けば、ずっと一緒に

お題「腕時計」

 

わたしはモノに飽きにくい性格だと思う。特段、普段身に付けるものや持ち歩くもの、食べるものは特に飽きない。

 

愛用している腕時計もそのひとつで、気付けば10年以上同じものを使っている。元は両親が妹に買ったものだった。だが、妹は時計をつける習慣ができず、わたしが使い始めたのだった。

だから、自分の好みのデザインだったとか、欲しいブランドだったわけではない。ましてやわたしに宛てた贈り物でもない。なんとなく、わたしがつけることになった時計だった。

 

思いもかけず、色々な瞬間に立ち会うことになった時計でもある。

 

時計を買おう、と思った瞬間がなかったわけじゃない。その度に色々と調べ回ってはあーでもないこーでもない、と考えるうちにまあいっか、と思う。その繰り返しだ。

もちろんこの10年の中でプレゼントをもらう機会もたまにあったけれど、時計をもらうことはなかった。かくして10年以上の長い付き合いになった。

 

電池式のこの時計は何度も止まる。何度も電池を入れ替えて、毎日毎日身に付ける。

わたしが時計を買う日が来るとしたら、それはたぶんこの時計が修理できないくらい壊れたときなんだろう。

新しい時計が欲しい、と思う瞬間もあるけれど出来ればこのまま静かに時を刻んで欲しい。